灘校は灘五郷の酒造家、両嘉納家および、山邑家(銘柄でいうと白鶴・菊正宗・櫻正宗)の三氏によって、昭和2年(1927年)に設立された由緒ある学校です。制服や校則がないことや、自由な校風が特徴的で、精力善用・自他共栄の校是を掲げています。
灘校では、毎年約1000万円の予算を生徒自身が配分したり、大規模な文化祭や体育祭を開催したりと、生徒自治の精神に基づいて、生徒会活動が盛んに行われています。また、運動部、文化部共にクラブ活動が活発で、インターハイや科学オリンピックをはじめとして、多くの功績を残しています。