灘校が創立一〇〇周年を迎えようとする今、灘校を取り巻く世界の様子は大きく変わってきています。
個人主義化・AI等の目覚ましい発展・教員と生徒の関係性の変化、こういった変化を正面から否定するのでなく、むしろ最大限活用して変わっていくことにこそ灘校の未来はあると私は思っています。
そして同時に、変わっていく灘校の中でも、精力善用・自他共栄の精神を受け継ぎ、好きを突き詰めることを当然のように認め合える環境を堅持していくことでこそ、灘校の価値は残り続けます。
まずはお互いの好きを認め合うところから、より良い灘校をともに作り上げていきましょう。